無理して動いたので、しばらく体を休ませようと思います。
慣れるまで少しかかりそうです。
さて、少し前に見ることできたのに、早速削除されていました。
「インフォーマント!」
すごく解りにくい内容で、コメディなのか何なのか・・・・。
切れのない展開に、ある種の奥歯に物が挟まったような何かを感じたので、ここはちょっと奥歯から出してすっきりさせたいと思います。
この映画のタイトル名「informant」は情報提供者の意味である。
何故この映画を出すことになったのか・・・。
それは、重大事項であるいくつかの危険因子の告発を行うためだろう。
初めは何がなんだか解らない展開に嫌気がさす流れではあるが、そうでもしなければ途端に削除対象になる可能性が大きい。(もう削除されたね。)
だから、本題に入るのは18分以降だ
それまで「コーン」に関係する「リジン」という言葉が頻発する。
「リジン」は「リシン(lysine、ricin)」のことで、トウゴマの種子に含まれる糖タンパク質の一種で猛毒、生の種子を多量に食べると死ぬらしい。
それが食品関係の取引で出てくる。
いったいこれはどういうことだ?
トウゴマの種子から得られる油は「ひまし油」として知られている。
これは工場原料として使用され、それを元に加工品が作られている。
「ひまし油」は英語名「Castor oil」と言われ、「Castor」は「カタストロフィ(catastrophe)」を語源とし、破滅や絶滅を意味する。
こういうものが告発の内容に含まれているというのはどういうことだろうか。
それから「スレオニン菌」という言葉も出てくる。
やはり取引内容の中のものだ。
「スレオニン(Threonine)」は必須アミノ酸の一つらしいが、台詞には「菌」という言葉が付く。
「Threonine」を分解解読してみよう。
「Threo」は「thread(糸)」のことで、「nine」は99.9999のように純正の高いものを指す。
菌で糸状のものと言えば、「大腸菌」だ。
その純正が高いものであれば、有害度も高いはずだ。
それを取引するというのはどういうことだ?
また、気になったのが交渉中に「同じネクタイを持ってるが、柄が逆さまだ。」と言われて、バタンと死んだという。
この意味が解るだろうか。
恐らく、持っている情報が同じであるにも関わらず、意味が逆さまで話が一致しなかったということだろう。
確かに、危険な取引をする者は、とかく逆の意味を使って話をすることが多い。
それは、相手を騙す時も有効なのだが、相手がそれを知っていては逆効果だろう。
最終的に不正に関わった者は、刑務所行きになるが、結局加害者というのは個人として扱われ、企業はむしろ被害者ということになる。
ちなみに、モンダミンの成分とクリニカの成分に「ひまし油」が入っているのを見つけた。
これは・・・・ヤバイのでは・・・・。
「ひまし油」の「ひまし」は「日増しに悪くなる」の意味なのか・・・?